岡田塾は、近鉄宇治山田駅・伊勢市駅近くにある、高校生の大学受験支援を目的とする塾です。

7月19日 広告の補足情報

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 こんにちは。岡田塾塾長の岡田です。
広告及び「コースと料金のご案内」で記載できなかった情報を補足します。

 

 井上氏は2年前に、当時高校3年生だった受講生に紹介してもらい松阪で会食しました。
事前にその生徒からは、硬式野球部を3年間続けながら、塾へ行かないでセンター試験で96%を取って、東大理Ⅰに現役合格した人物であると聞いていました。
恐らく、有名参考書や問題集を独学でやり込んで合格したんだろうなと勝手に推測して、進め方や適切な時期を聞いて参考にさせてもらおうと思ったのですが、実際は、「学校の授業をベースに学校のプリント及び学校で配布された副教材だけをやって、有名参考書や問題集の類いは一切やっていません。」ということでした。


 井上氏が卒業した高校は、2,3年に1人東大合格者が出る、岡山県倉敷市の公立高校です。
学校の勉強だけで東大に合格する生徒がいるというのは話しでは聞いたことはありましたが、あくまでも有名中高一貫校の生徒だと思っていたので非常に驚くと同時に具体的に色々聞いてみました。
地頭が良いのはもちろんですが、今まで私が考えたこともない発想で受験勉強していたことがわかりました。
以下にその一部をランダムに抜粋します。なお、内容だけ見ると上から目線の傲慢な人間のように感じるかもしれませんが、要点を書くと以下のようになるというだけで、実物は謙虚で優しい人です。



● 東大の2次試験はセンター試験の延長でしかない。
よって、センター試験模試である程度の点数が取れるようになったら、わざわざ有名参考書や問題集を経由せず、直接東大過去問をやれば良い。
最初はできないかもしれないが、基礎知識は備わっているので、それらを地道に組み合わせて解けば合格点は取れる。
このとき、特に数学では模範解答にこだわる必要はなく、汚くても原始的な方法で答えを出せば問題ない。
● 学校のプリントは、例えば数学の場合、答えを合わせるのが目的ではなく、「数列とかベクトルはそもそも何なんだろう。」ということを考えながら解いていくと、単元が終わるころにはその単元の本質が理解できるようになる。
したがって、例えばセンター試験の数列、ベクトルは誘導の意味が合理的に理解でき、失点することはありえない。
● 科目毎に勉強に対する姿勢を変える必要は全くなく、どの科目も基本事項の本質を理解するように日々勉強を重ねれば、合格に必要な力はつく。



 この5月から協力してもらえることになり、私自身も何回か講義を拝聴しましたが、1つの問題を掘り下げて色々な基礎知識に波及させる、直截に言うと、1つの問題から吸収できる基礎知識はすべて吸収し尽くすという説明が行われるので、学校のプリントだけで東大に合格するのももっともだと納得しました。


  以上のことから理系科目については、焦って有名参考書・問題集をたくさんこなす必要はなく、学校のプリント等の完全に理解できていない問題を生徒の方でピックアップしてもらって、井上氏の説明を聞いて関連する基本事項の本質を理解し、志望校の過去問で演習すれば合格に必要な力はつくと思います。
なお、ピックアップする問題は理解のためのツールなので、学校のプリントに限りません。


 旧帝大や医学部といった難関校については、有名中高一貫校の生徒や浪人生がライバルであり、彼らは現段階においては知識のインプットは終了し、有名問題集や過去問演習を通じ知識の本質的理解を図っている段階だと思われます。
コロナ下で知識のインプットが遅れている地方の進学校の生徒がその劣勢を跳ね返すには、知識のインプットの段階で基本事項を本質的に理解してしまい、過去問演習でその理解を確認していくというアプローチが必要です。
当該アプローチを実施する際の強力な最終兵器として、是非井上氏の講義をご利用ください。


 まずは、定期テスト対策で理解できない問題について説明を受けるという形で、無料体験(2週間で2回)をしていただいてその威力を体感してみてください。
特に理解すべき項目が少ない科目である物理については、逆に言うと基本事項の本質的理解がないと応用問題については手も足も出ない物理については、一気に視界が広がる可能性があると思います。